ストレートネックとカイロプラクティック

ストレートネック

脊柱

ストレートネックは、その名の通り、横から見て、首の骨の上下の並びが真っ直ぐな状態、頚椎の前弯(前方に向かったカーブ)が減少した状態をいいます。

真っ直ぐな首の骨の並びは、一見良さそうに見えますが、生体力学的に見ると、重力を分散しづらい状態にあります。

本来、脊柱は、重力の影響を分散するために、横から見ると、

S字カーブ

  • 頚椎の前弯(前方に向かったカーブ)
  • 胸椎の後弯(後方に向かったカーブ)
  • 腰椎の前弯(前方に向かったカーブ)

を描いています。

ストレートネックにみられるお悩み

スマホ、パソコンなどにより、頭部が前方にいくことで、頚部が引っ張られ、頚椎の前弯の減少、ストレートネックになると、重力の影響を分散しづらくなり、

  • 頭痛、顎の痛み、首の痛み、首の動かしづらさ、手のしびれ、手の脱力、肩こりなどの不調を生じやすくなります。

また、頭部、頚部、肩部の前方変位に引っ張られた状態になると、背部、腰部、胸郭への負担が増大し、

  • 背中の痛み、腰痛などの不調、胸郭の機能低下による浅い呼吸、自律神経の乱れも生じやすくなります。

頚椎の前弯の減少、ストレートネックは、下半身の影響で起こっている可能性もあります。

腰が反ることで、腰部が不安定になり、腰部の不安定性を上半身が補正し、胸部のカーブの増大、頚部のカーブの減少、ストレートネックが起こることもあります。

ストレートネックを解消するセルフケア

ストレートネックは、普段の生活環境、生活習慣、体の使い方が関係していることが多いため、普段の生活環境、生活習慣、体の使い方にあったセルフケアを取り入れていただくことが、ストレートネックの解消につながります。痛みが出ない、無理のない範囲で、ストレートネックを解消していきましょう。

姿勢を正してストレートネックを解消!

ストレッチ

肩が丸まると、頭も連動して、前方に向かやすくなり、頚椎の前弯の減少、ストレートネックにつながります。

肩を開くことで、頭も前方に向かいづらくなり、ストレートネックの解消、頭痛、顎の痛み、首の痛み、首の動かしづらさ、手のしびれ、手の脱力、肩こりなどの不調、姿勢の改善にもつながります。

肩を開くと、痛みが出る、無理をしている感じがある場合は、偏った姿勢のクセがついている可能性がありますので、痛みが出ない、無理のない範囲で、肩を開いていきましょう。

スマホやパソコンの使い方を正してストレートネックを解消!

偏った姿勢

スマホやパソコンを体から離して使用すると、肩が丸まりやすくなります。

スマホやパソコンを体から離して使用されている方は、無理のない範囲で、スマホやパソコンを体に近づけて、肩を丸めないようにしていきましょう。

肩が丸まると、胸郭の動きにも影響し、呼吸も浅くなり、自律神経の乱れにもつながります。肩を開き、呼吸機能の低下、自律神経の乱れを解消していきましょう。

深呼吸でストレートネックを解消!

深呼吸

ストレスは、体を緊張状態にし、噛み締め、食いしばりを生じさせることがあります。

噛み締め、食いしばりに関わる筋は主に顎や頚部前面に付着しているため、噛み締め、食いしばりで顎や頚部前面を過度に使うことにより、頭部が前方に向かいやすくなり、ストレートネックにつながります。

ストレスの解消には、深呼吸をお勧めしております。

深呼吸には、リラックス効果、自律神経の安定化、血流増加作用があり、ストレス、ストレートネックの解消につながります。

普段から肩の力が抜けない、気付くと肩に力が入っている方は、こまめに深呼吸を行い、ストレス、ストレートネックを解消していきましょう。

カイロプラクティックでストレートネックを根本から解消!

カイロプラクティック

バランスケアカイロプラクティック吉祥寺では、姿勢検査、神経学検査、整形学検査、筋力検査、触診などのカイロプラクティック検査を通じて、ストレートネックの原因、体の状態を把握していき、状態にあったカイロプラクティックケアを行っていきます。

普段の生活習慣、生活環境、体の使い方が影響する場合、カイロプラクティックケアに加え、セルフケアを行っていただくことで、ストレートネックは根本から改善、再発防止へと向かいやすくなります。

バランスケアカイロプラクティック吉祥寺では、カイロプラクティックケアに加え、アフターケアにも力を入れ、ストレートネックの根本改善、再発防止をお手伝いいたします。お気軽にご相談ください。