症状
- ハイヒールを履くようになってから、歩くと膝の痛み、O脚を感じるようになってきた
- 今は、ハイヒールを履かなくても膝の痛みを感じている
状態
- 腰部の前彎が強く、腰部起立筋の緊張が強い
- 前傾姿勢をしており、臀部~ふくらはぎに負担が掛かっている
- 脊柱、骨盤、股関節、足関節のバランスが崩れている
- 立っているとO脚の状態だが、うつ伏せになるとO脚が改善する
カイロプラクティックケア
腰部、骨盤、股関節、足関節を中心に体のバランスを整え、姿勢による膝への負担を整えていきました。
初回後には、前傾姿勢が改善し、膝の痛みは2回目には感じなくなっており、O脚の状態は3回目には消失していました。
コメント
ハイヒールを履くと重心が前方に向かうため、前後のバランスが崩れがちになります。この方は、前後のバランスを股関節、足関節で取っていたため、O脚の状態になり、間に当たる膝関節に負担が掛かりやすくなっていました。
立っている状態とうつ伏せの状態とではO脚が変化するため、姿勢上のバランスの乱れの影響が考えられました。
同じ状態が続くとその状態を体が覚えてしまうため、この方のようにハイヒールを履く/履かないに関わらず、前傾姿勢、膝の痛みを感じやすくなります。
ハイヒールを履くことが多い方は、体が偏った姿勢を覚えづらいように、ヒールの高さ、ハイヒールを履く時間や回数などのセルフケアが大切です。