反り腰
女性に多いお悩みの反り腰ですが、横から見て、腰部が前方にある状態をいいます。
姿勢
理想的な姿勢は、横から見て、耳、肩、股関節、くるぶしの位置が一直線上にある状態をいい、この姿勢にあると腰の位置も理想的になります。
反り腰と痛み
反り腰は、腰部の前方変位(お腹を前方に突き出したような姿勢)にあるため、腰部の前後の安定性が乱れ、
立っている/座っている/歩いている時の腰痛、臀部痛、足の付け根(股関節)の痛み、足のしびれ、膝の痛み、
また、代償作用で、肩部、背部を丸めやすくなるため、
頭痛、顎の痛み、首の痛み、肩こり、背中の痛み、手のしびれにつながりやすくなります。
肩部、背部が丸まることで、代償的に腰部の補正(反り腰)が起こることもあります。
反り腰の原因
- 腹筋の筋力低下による骨盤の前傾
- 猫背姿勢
- スマホ、パソコン、ハイヒールなどの物理的な影響
反り腰のセルフケア
腹筋のトレーニングで反り腰を改善
骨盤を前方から支持している腹筋の筋力低下は、骨盤の前傾を招き、反り腰につながります。腹筋のトレーニングは骨盤の前方からの支持を正し、反り腰の改善につながります。腹筋のトレーニングがきつい方は、腹筋を意識して過ごすことから始めてみましょう。
横隔膜を使った呼吸で反り腰を改善
女性は、横隔膜をあまり使わずに、肩を上下に動かした浅い呼吸が多いです。横隔膜を使った呼吸を行うには腹筋の働きも必要なため、横隔膜を使った呼吸を行うと、腹筋のトレーニングになり、反り腰の改善につながります。また、横隔膜を使った呼吸は深い呼吸になるため、呼吸の影響による首の痛み、肩こりの改善に加え、血流増加、リラックス効果、自律神経の安定化にもつながります。無理のない範囲で、横隔膜を使った呼吸を行っていきましょう。
座り方を変えて反り腰を改善
反り腰の方は浅く座ることが多いです。浅く座ると、お腹を前方に突き出し、背もたれに背中を付けた姿勢になり、反り腰、背中の丸まりにつながります。深く座り、反り腰を改善していきましょう。
スマホ、パソコンの使い方を変えて反り腰を改善
体から離してスマホ、パソコンを使うと背中が丸まり、反り腰につながります。スマホ、パソコンを使う時は、出来る範囲で、体にスマホ、パソコンを近づけ、反り腰を改善していきましょう。
ハイヒールの高さ、頻度を変えて反り腰を改善
ハイヒールは、膝の反り、骨盤の前傾になりやすく、反り腰で前後の安定性を保とうとします。習慣化すると体がその姿勢を覚えてくるため、ハイヒール以外の靴を履いている時にも、膝の反り、骨盤の前傾、反り腰になり、腰痛、膝の痛みにつながりやすくなります。ハイヒールの高さを下げる、頻度を減らす、それ以外のセルフケアで他の影響を減らすなど、無理のない範囲で理想的な姿勢を保ち、反り腰を改善していきましょう。
カイロプラクティックで反り腰を根本から改善
バランスケアカイロプラクティック吉祥寺では、姿勢検査、神経学検査、整形学検査、筋力検査、触診などのカイロプラクティック検査を通じて、反り腰の原因、体の状態を把握していき、状態にあったケアを行っていきます。
普段の生活習慣、生活環境、体の使い方が影響する場合、カイロプラクティックケアに加え、セルフケアを行っていただくことで、反り腰は根本から改善、再発防止へと向かいやすくなります。
バランスケアカイロプラクティック吉祥寺では、カイロプラクティックケアに加え、アフターケアにも力を入れ、反り腰の根本改善、再発防止をお手伝いいたします。お気軽にご相談ください。